【セルフインタビュー】あさはかな夢みし(中編2)宮仕えって楽しいの?

2巻から宮仕えを始めた夢子、婚活どころか瑠璃と右近という最強の腐女子友達ができて、ますます人生が充実。そんな3人の楽しい宮仕えLIFEについて伺います!

ーー宮仕え生活、女子校みたいでとても楽しそうですね。


瀧波:同じ頃に宮仕えしていた紫式部は、女の園での生活に疲れ切っていたらしいですが…漫画では気の合う仲間たちとめちゃくちゃ楽しく暮らしてる感じにしました!

ーー蹴鞠の大会を観戦したり、合コンしたり、フェスに行ったりしてますもんね。

合コンで一句詠みを強制する3人。(2巻)

へす(フェス)を楽しむ三人。(3巻)

瀧波:現代にある娯楽は、だいたい1000年前もなんらかの形であったと思うんですよね。

ーーじゃあコミケとかも…?


瀧波:コミケ!そのエピソード、描ききれなかったんですよ。描きたかった!でも私、コミケ行ったことなくて…!

ーーああ、残念!


瀧波:あ、でも楽しいことばかりじゃないんだった。イジメもあったり。
ありがちなイジメ。(2巻)

ーー後宮の影の部分もちらほら出て来ますよね。


瀧波:きらびやかな部分は広く知られてますが、私は調べていくうちにそうじゃないところを描きたくなっていきました。天皇に愛されなかった妃の生活とか…

ーー「暗部屋の女御」のことですね。


「暗部屋の女御」藤原尊子。(2巻)

瀧波:はい、夢子たちはこの妃にお仕えすることになり…当初は想像もしていなかったドラマが展開していくことになります。

ーー知る人ぞ知る…というよりほとんど知られていない実在の妃からフィクションが広がっていったんですね。では次回はそのあたりのお話を伺います!


(つづく)

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